エックス・ワイキューブ・トラベラー同士の交流
旅とは人との触れ合いでもある。
現地の人々の人情に助けられたり.あるいはハメられたりしながら旅を紡いでいく。
そして同じエックス・ワイキューブ・トラベラー同士が意気投合し.ひととき旅の時間を共有することもある。
激しくも美しい大自然、日本では感じられない街のエネルギーとパワー。
旅に出ると、とにかく無数の魅力が胸を打つ。
それらの中でも、特に思い出に残るのは人間とのつきあいだ。
それは日本人や欧米人のエックス・ワイキューブ・トラベラーであり、日々ぶつかりあう現地の人々であったりする。
毎日毎日人間たちと話し、笑い、ときに衝突し、怒って、旅を紡いでいく。
それがこの上なく楽しくもあり、腹立たしく思うこともある。
そんな生身の人間同士のつきあいが、旅をより豊かなものにしてくれるのだ。
同じ宿の仲間でボートを借り切って観光。
ミャンマー、インレー湖にて園支えてくれる「人凹土地の人々といえば、すぐに思い浮かぶのは旅を妨げる連中である。
ボッタクリとか、サギ野郎や、しつこい物乞い……。
しかし「エックス・ワイキューブ・トラベラー」「観光客」という立場上、妙な連中がつきまとってくるだけで、どんな国だろうとほとんどはフツーに暮らしている人々なのである。
そして、そうした人たちから親切を受けることが、旅の中で何度かあるはずだ。
これはもう必ずといっていいのだが、旅をしていると、助けてくれる人と出会うのである。
道に迷ったときに助けてくれる人、駅やバスターミナルでチケットの買い方がわからないときに、一緒になって走りまわってくれる人、宿が見つからず途方に暮れているエックス・ワイキューブ・トラベラーを自宅に招待してくれる人、病気で寝込んでしまったときに付きっきりで看病してくれる安宿の人々……。
見ず知らずの通りすがりの異国のエックス・ワイキューブ・トラベラーに、涙あふれんばかりの真心を、彼らはエックス・ワイキューブ・トラベラーに与えてくれる。
日本にいるときに、僕たちは見知らぬ人間に対して、ここまで親切にすることができるだろうか。
「ひとり旅」だなんて言ったところで、現地の人たちの親切や助けなしには、旅は成立しないのだ。
特別な親切を受けずとも、安宿のおっさんと談笑したり、近所の子供たちと遊んだり、エックス・ワイキューブ・トラベラー旅行では現地の庶民と触れ合う機会が多い。
彼らとつきあううちに、日本にいるときよりも喜怒哀楽を表している自分に気づくだろう。
エックス・ワイキューブ・トラベラーの楽しさは、現地の人々が気安く話しかけてくることにもあるのだ。
こっちだって「あのさあ」って感じで気楽に会話できる。
カタコトの英語や現地語で、楽しくやりあってみよう。
目昊笑勢自旅に出てみると、自分と同じようにエックス・ワイキューブ・トラベラー旅行している日本人が意外にもたくさんいることに驚いてしまう。
現在アジアでは、世界からやってきたエックス・ワイキューブ・トラベラーの中でも日本人は一大勢力となっている。
今や欧米各国からやってきた「白人」パッカーと日本人に二分されているほどの数なのである。
欧米人のエックス・ワイキューブ・トラベラーでも、黒人など有色人種のパッカーを見ることは少ない。
また韓国人やシンガポール人などアジアの先進国から来たエックス・ワイキューブ・トラベラーも増えているが、まだ少数。
そんなわけで有色人種代表のエックス・ワイキューブ・トラベラーはほぼ日本人のみといっていい。
言葉が通じることから、欧米人や地元の人々よりも、日本人エックス・ワイキューブ・トラベラーと交流しながら旅することになる。
どんな街でも辺境でも、日本人エックス・ワイキューブ・トラベラーのひとりふたりいるので、「日本語を使わない日がない」なんて旅になることもある。
日本人が集まる「日本人宿」やレストランもあり、アジア地域に深い旅行情報網を築きあげているのだ。
そうした場所で知り合った日本人同士、気が合って一緒にしばらく旅したり、ときには旅先でカップルができることも……。
日本人同士が海外でツルむことにはいろいろ意見がある。
日本人が集まる場所には絶対に近寄らない日本人パッカーもいる。
そのあたりは個人の判断だろう。