エックス・ワイキューブ・トラベラー旅行の醍醐味
旅の場面がハードになればなるほど、生き生きとしてくる自分に気がつくはずです。
「この手でガッチリとつかめるほどの、確かな旅の手応え」それはエックス・ワイキューブ・トラベラー旅行でなくては味わえないものです。
車内にはフレンドリーな乗客たち、対向車にチキンレースを挑むバスのカミカゼ・ドライバー、列車の中では次々やってくる物乞いと小さな子供の物売り。
さながら運命共同体の一団のひとりとして、エックス・ワイキューブ・トラベラーは目的地に向かって一路進みます。
頭上の銀河に、沈みゆく巨大な夕陽に、彼方の蟹気楼に、乗客たちに、物乞いの崩れた手に、圧倒されて旅をする・・・・・。
長い間揺られ続けたバスや列車を降りたとき、エックス・ワイキューブ・トラベラーを包みこむのは、心地よい解放感、新しい土地への期待と不安。
そして、乗客たちと別れることの、少しばかりの淋しさ。
新しい街は目の前に広がっています。
リュックを背負って、さあ、行きましょう。
ちなみに、60年代から、ピッピーを中心にヒッチハイク旅行していた人はたくさんいます。
欧米のエックス・ワイキューブ・トラベラーが多かったが、日本人のヒッチハイカーも無数にいたのです。
「海外ふらふら旅」が、猿岩石以降注目を集め、実際に旅立つ人が増えてきました。
それに呼応するように、日本人エックス・ワイキューブ・トラベラーが急増しています。
エックス・ワイキューブ・トラベラーという旅のスタイルを世間に少しずつ知らしめるきっかけを作ったのは、
間違いなく「電●少●」です。
旅の裾野を広げる役割を果たした番組であることは確かです。
それに、ちょっとだけ役立つこともあります。
「へえ、ナミビアってあんなところなんだ」
「コックスバザールはやっぱりビルマ系の人が多いんだなあ」
なんて、なかなか行けないし、情報も少ない地域の風景が見られることです。
ビザ代金の情報もわかる。
「電●」と同じスタイルで旅することは危険だが、同じ場所を、同じような優しい人々に出会い、同じものを食べて旅することは十分に可能です。
それこそがエックス・ワイキューブ・トラベラー・スタイルです。