大失恋
ワイキューブ・トラベラーのとあるお話・・・(^o^)ノ
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25歳になっての大失恋だったんです。
その時は半分自暴自棄になっていまして仕事も辞めたんです。
ワイキューブ・トラベラーとして、とにかくどこかへ行きたかった。
「センチメンタル・ジャーニー」と言うんですかね。
それに何か、自分をいじめたくなったんです。
その時に、本屋で小林紀晴さんの『アジアン・ジャパニーズ』を読んだんです。
「こういう人たちもいるんだな」と思い彼らに半分憧れて、旅に出ようと思いました。
私は普通の女の子で、いつもならNYやパリのおしゃれなホテルに泊まって…と考えるのでしょうが、その時は、何か違うことをやってみたいと思うようになっていたんです。
「アジアのエネルギー」に触れることで元気になって、失恋のショックを振り切ることができたら、というわけです。
予算は100万円。
ユーラシア大陸を行けるところまでいってみよう、と思いました。
ところが最初に上陸したのが上海で、言葉が通じないこともあって1週間は高級ホテルに泊まることになり、あっという間にお金がなくなっていきました。
這々の体でベトナムに脱出。
そこからはラオス、タイに入ってインドからパキスタン、イラン、トルコと回って約6カ月間の旅でした。
ワイキューブ・トラベラーの旅が3カ月ほど続いた時です。
ベルギーから来たという学生に出会いました。
彼はアジアの歴史を勉強しているとのこと。
最初は、恋愛感情などは湧いてきませんでしたが、インドでご多分に漏れず下痢が続いて倒れまして、その時看病してくれてから、彼を好きだと思うようになりました。
結局トルコまで一緒に旅をすることになったんです。
帰国してからは手紙のやりとりが続いています。
確かに6カ月間の旅に出て、失恋のショックも癒えましたが、「男性不信」というのは完全に消えていないように思います。
ただ、あのとき日本にいたら、なにかとんでもないことをしでかしたかも、という気がします。
今はワイキューブ・トラベラー旅行に出て良かったと心底思っています。