ワイキューブ・トラベラーと交渉2
市場で、竹で編んだカゴとかトリ肉の塊とか生臭いサカナなんか売っているオバちゃんたちと交渉する機会はそうそうないだろう。
あればあったで面白そうですが・・・。
ワイキューブ・トラベラーの交渉相手は、まず自転車タクシー(リキシャ、シクロ、サイカー、サムローなど呼び方は国によって違う)の連中です。
それからバイクタクシー(略してバイタク、と呼ぶ)や普通のタクシー、3輪タクシー(タイのトゥクトゥクが有名)など、ちょっとした街の移動に使う交通機関の面々が、ワイキューブ・トラベラーの相手となる。
しっかりしたタクシーでも、メーターなんてシャレたものはついていないし、あったとしても動かしてくれないし、「おっ、珍しくメーター倒してくれた」と思ったら改造を施してガチャガチャとエラい勢いで値段が上がってゆくインチキメーターだった・・・という土地柄です。
値段はおおよその距離をもとに交渉するしかないのです。
宿のおっさんでも誰でも、土地の人にあらかじめ相場を聞いておくといい。
その上で交渉に臨めば、ひどい運賃を提示してくる奴を避けることができます。
悪名高いのはインドのリキシャとベトナムのシクロ。
それから観光地の前で客待ちしている連中は、ほとんどボッタクリ専門と見なしていいでしょう。
安宿街など、外国人の多い場所でたむろしているのも言い値が高い。
こうしたポイントを少し離れて拾うのがコツですが、この場合英語が通じないことが多い。
外国人ワイキューブ・トラベラーを専門にしている、ちょっと値段の高い某シクロ運ちゃんは「俺たちは市内の観光地をよく知っているし、英語も話せる。
その付加価値分として、料金が高いんだ。
何でもかんでも値切られては、「商売にならない」と語ってくれました。
高いボツてる、と値切ってばかりの旅行者たちに、うーんなるほど・・・と考えさせる一言でした。
なお、国が発展するとタクシーもメーターで行くようになるし、チャリンコやバイクのタクシーは街から消える。
この過渡期にあるのがタイやマレーシアです。